白内障手術 & 老いの光明

2019.10.12 Saturday 21:27
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    令和元年という時代の節目は私にとって「老い」へのスタートでもありました。
    イノシシ年が6回巡り、体も着実に退化しいよいよ人生の最終ラウンド に向かっているのですが、それを切に体感したのが目の老化「白内障」の診断が下された時でした。

    しかし、これがきっかけで私は「魔法の水晶体」を得たのですから人生は面白いですね〜
    老いることは失うことばかりではないんですから!手術という不安と引き換えにこんなにも素晴らしい「視力復活」を手に入れることが出来るなんて何とラッキーなことか!

    もともと眼はよく見える方でしたが、老眼が始まるのは早くて45歳くらいから焦点が怪しくなり始めました。それでも老眼鏡を買い求めたのは60歳過ぎてからでした。
    そして70歳ころになると買い物で値段が見えなくなり、家庭内でも眼鏡を探してばかりの日常にはいささかうんざりしていました。それがかなりのストレスでしたから。

    72歳になる直前に車の高齢者講習があり、「運転時眼鏡着用」を義務付けられました。
    かなり悪いことを自覚してやっとの思いで地元の眼科に行ったところ、「白内障」とのこと。
    それから初めてネットなどで情報を収集するようになり、周りの体験者たちの意見もいろいろ聞く機会が増えました。「J眼科クリニック」では精密な検査と手術についての丁寧な説明があり、漠然とした不安はなくなったので手術を決意したのがお盆明け。
    暑い夏が終わり、手術の日取りを決めていよいよ当日を迎えました。


    手術の手順

    左目より
    9月30日 手術前日
    左目に点眼(ガチフロ) 朝 昼 夕 夜 の4回

    10月1日 手術当日
    左目にガチフロ点眼液をオペまでに3回点眼
    13時オペ室待機    7名の患者一人一人に丁寧な説明があり。
    リクライニングチェアーに寝たまま麻酔と消炎の点眼   何人も緊張してトイレに。私も・・・                
    待つこと40分、いよいよオペ室に移動。(待ち時間は胸どきどき)
    執刀の先生他スタッフの方たちが不安のないように声をかけて下さるけど固まっていました。

    顔にカバーがかけられ、何も見えない状態。 自分に何が起きているのか何も分からず器具のカチャカチャ音と 管制塔からの英語の指示みたいなものが微かに聞こえるだけ。
    見えるものは蛍光色の単色赤、緑がチカチカと。
    執刀のW先生は「はい、順調にいっていますからね」「きれいに入りましたよ」と声をかけてくださるので緊張がほぐれました。これまで見たことのない異次元の世界に身を置いているみたいな不思議感を抱いているうちにオペ完了。(約5〜6分)眼内レンズが入りました。

    患部左目には大きなパットがテープで貼られ、翌朝までこのまま。

    10月2日 8時半 病院へ  大きなパットのテープが外される。
    点眼 一日 4回 ガチフロ(抗菌剤) ブロナック(消炎剤)


    10月3日 8時半 病院へ    検眼


    ♡ひとまず解放感でコメダでランチ   サンドイッチとたっぷりカフェオレでリラックス〜

    10月4日 夕方  車でギターの練習に行く(車運転は自己責任です)

    10月6日 洗顔、シャンプーOK  あ〜スッキリ!


    右目
    10月8日  左と同じ手順でスタート
    10月9日  眼帯外す
    10月10日 検眼   右0.7 左0.6 矯正1.2  (術前 0.1)



    注意事項
    読み物  当日から
    眼帯   翌日早朝には外れる
    車運転  2日目の視力検査後
    入浴   翌日から 首から下なら可
    洗顔、洗髪  4日目から
    ガーデニング   1週間後から


    これらの手順は眼科によってそれぞれ違うらしいです。

    手術前は近いところは老眼鏡、テレビ、運転、買い物は遠方用の眼鏡と2種類が必要だったのに今回の手術で眼鏡が不要になりました。裸眼の生活は久方ぶりです。
    10月1日から始まって本日12日目、たった2週間足らずでこのような思いがけないプレゼントがあるなんて。。。
    執刀のW先生に、そして文明の進化に感謝! 

    ちなみに料金は高齢者二割負担で18000円でした。(*同月に両目をした場合。2か月にまたがると2倍になります)
     
    私には明るい老後が待っているのかな〜 ??




     





     
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